2018年 11月 1日 2種類の分析【東進ハイスクール】
こんにちは!
東進ハイスクール町田校、
担任助手の熊崎慎太朗です。
横浜国立大学の1年生です。
今日から11月ということで、
外も随分寒くなってきましたね。
横浜周辺は海が近いこともあって
風も強いので、
朝は特に寒さが厳しく感じられます。
受験生にとっても
「ここからラストスパート!」
ということで、
一層気合を入れていかなければいけない時期です。
今年のセンター試験は、
1月19日、20日に行われます。
あと2か月ほどで、本番です。
また、現在高校2年生の方々、
自分はまだまだなんて思っていると、
あっという間に1年経ち、
自分の番がやってきます。
毎日、忙しいとは思いますが、
コツコツ勉強も頑張ってください。
さて、
先週の日曜日、10月28日に
全国統一高校生テストという
模試が行われました。
今回の模試は、
学年によって問題が分かれており、
受験学年部門と高2生部門では、
センター試験同様のマーク形式の問題で、
高1生部門では、
2021年から始まる、新テストに
似せた問題形式になっていました。
今回は
それぞれに合った問題が用意されていたということで、
実際に受験した人も多かったと思います。
ここで、皆さんは模試を受けた後、
どんな行動をとるでしょうか。
もちろん、自己採点はするでしょう、そして
間違った問題を
解説を読みながら復習する、
と言った感じでしょうか。
ここで終わってしまう人、
非常にもったいないことをしています!
そして、自分のために、
まだやらなければいけないことがあります!
それは、
分析です。
分析と言っても、
何のことかわからない人もいると思います。
今回は私が思う、
成績向上のための2種類の分析
をご紹介します。
1.自分の分析
どういうことかと言いますと、
模試の結果を客観的に見つめ直し、
間違った問題に対しては、
どうして間違ったのか、原因は何かを追及し、
何をすれば次は解けるようになるのか、
を自分自身で考えるということです。
これをやらずして
偏差値UPを望むのは
正直に言って、とても困難です。
逆に、分析をしっかりできている人は
自分の弱点を把握しており、
すぐに対策をしているはずです!
自分自身の分析は模試を受けた後、
すぐにやることで、効果が出ます。
問題を解いていた時の
感覚や考え方、答えに至ったプロセスなど、
忘れてしまう前にもう一度
見直して、改善していきましょう。
2.問題の分析
もう一つの分析は、
実際に解いた問題の分析です。
この分析をしているか、していないかで
今後の伸びが大きく変わると思います。
今の受験生でも、
「模試の後に、分析をしてください」
と言うと、
前述の自分自身の分析は
できているけれど
問題の分析までできている人は
非常に少ないです。
具体的にどうすればいいかと
言いますと、
問題の作成者は
どんな問題にも
何かしらの意図をもって
問題を作っています。
その意図を理解することが問題の分析です。
試験本番で作成者の
「ここに気付いてほしい」、「あの公式を使わせたい」
などの思いを汲み取ることができれば
解法を思いつくのが
とても楽になります。
とはいっても、
作成者の意図を見通すなんて
実際すごく難しいことです。
なので、最初は、
間違ってもいいのでそういったことを
考えてみることが大事です。
ただ漠然と復習するのではなく、
意図を考えるという
トレーニングを日頃からすることで、
いざ本番になった時に、
あなたを助けてくれるかもしれません。
このトレーニングは
模試だけでできることではないと思います。
例えば、学校の定期テストです。
学校のテストは、
ふるいにかけるための受験問題とは違い、
成績をつけるためのテストなので
明確な意図があります。
しかも、問題を作る人から
授業を受けている
という場合がほとんどですから
(授業をきちんと受けていれば)
意図を汲み取るのは容易なはずです。
私の経験上、
定期テストで点数が取れる人は
これが上手な人です。
これを読んでくれている皆さんも
意図を理解するのが
上手い人になれるように
トレーニングしていきましょう!
最後に、
二つの分析に共通しているのは
しっかり頭を使っているかということです。
解説を読んで、
「あぁ、なるほど~」
と思うだけでは、何も身についていません。
せっかくやるなら、
とことん徹底して頑張りましょう!
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