2019年 9月 30日 総合政策学部って?【東進ハイスクール町田校】
こんにちは!
東進ハイスクール町田校
2年の鈴木美帆です。
中央大学総合政策学部に通っています。
今日で9月が終わりますね!
2学期が始まってからあっという間に
1ヶ月が経ってしまった、
と感じている人は多いのではないでしょうか?
文化祭などの学校行事をはじめ、
テストや修学旅行があった(もちろん、これからある)
という人も多いと思います。
また、今日と明日で大きく変わるものがありますよね。
そう、消費税です。
今日までは8%、
明日(10月1日)からは10%に上がります。
しかし、すべての商品が一概に10%になるわけではありません。
「日々の生活において幅広い消費者が
消費・利活用しているものに係る消費税負担を軽減する」
という趣旨の軽減税率というものがあります。
簡単に言えば、私たちがよく使うもの、消費するものの消費税は
今まで通り8%にするよ、というものです。
ほかにも細かく消費税率が決められていて、
同じ食品でもどこで食べるかによって値段が変わったりしてしまいます。
しばらくは値段表示をよく見て買い物をするようにしたいですね。
さて、ここまで消費税についてお話してきましたが、
「なんでこんな話してるの?」
と思った方、いらっしゃると思います。
実は、消費増税(だけでなく、政府の政策決定)には
私が通っている総合政策学部で学ぶ、
総合政策的なアプローチがなされているのです。
総合政策学部とは
「総合政策学部」という名前を聞いて、
「ああ、あれを学んでる学部だよね」
と言える方はあまり多くはないと思います。
実際、私も自己紹介で「総合政策学部です」というと、
二言目くらいには「何をする学部なの?」と聞かれます。
皆さんがわからないのも当然だと思います。
なぜなら、答えは「何でもやってる」からです。
「政策」「文化」「外国語」「情報」を4つの柱とし、
教養、スキルと専門領域の知識を段階的につけることができるよう
カリキュラムが設定されています。
法律や経済学、文化や宗教、情報やプログラミングなど、
自分の興味に合わせて授業を組んでいくことができます。
また、必修科目(全員がとらなければいけない科目)が
極端に少ないことも総合政策学部の特徴だと思います。
私の1年生時の必修は、
2つの授業とゼミのような科目1つ、語学の授業だけでした。
2年生以降は、必修はありません。
総合政策的なアプローチって?
先ほど消費税のところでお話した
総合政策的なアプローチとは、
一言で言うと
「合理的に問題を解決するためのプロセス」のことです。
これだけでは難しいですね…
つまり、何か解決したい問題があって、
まずはその問題について調べ、
打てる手を考え実行し、
その効果を測定する、
という流れのことです。
今回の消費税増税なら、
社会保障のための資金の不足という問題に対して、
もっとも最適な案と政府が判断したが故に
消費税が増税されるのです。
そして、この一連の流れをする上で大事なことが
「人と人との相互関係」
です。
政策決定は社会的な人の営みであり、
人と人との社会的相互作用の結果生まれるものです。
そして、人と人との関係を築く上で必要なのが、
幅広い知識なのです。
さまざまな領域をかけあわせ、よりよい答えをだしていく。
総合政策とは、このような学問です。
少し難しい話になってしまいました。
もちろん、楽しい授業もたくさんあります!
興味が出た方は、ぜひ調べてみてください!
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