2019年 5月 26日 科目別勉強法化学編【東進HS町田校】
みなさんこんにちは!
横浜市立大学理学部に通っている、
担任助手1年の大野麻莉菜です。
昨日は5月とは思えないくらいの暑さでしたね!
北海道でも30℃近くまで気温が上がったそうです。
水分や睡眠をしっかりとって
体調には特に気を付けて過ごしてくださいね!
さて、今回私が書く内容は
科目別勉強法【化学編】です。
理論・無機・有機と
大きく3つに分かれる化学は
その範囲の広さや、知識・理解・計算
全てが求められることから
中々とっつきにくさを感じている人も
少なくないのではないでしょうか。
そこで、今日からは単元の繋がりを意識しながら
少しでも楽しく学習を進めてもらえるよう
化学の全体像をご紹介します。
◆理論化学は化学の基礎!
理論化学を学ぶと、無機化学や有機化学
を学習する時に良いことがあります。
それは、暗記量を減らせることです。
理論化学で学んだ化学的な考え方を使うと
無機・有機の暗記事項を
理解に変えることができます。
そうすることで、
いわゆる丸暗記が減るため
定着度も上がります。
また、理論化学の学習では
身近でシンプルな具体例を
自分の中にしっかり落としこんでいく
と理解しやすいのではないかと思います。
◆無機化学は整理して覚える!
無機化学では頻出問題として「系統分析」
と呼ばれるものがあります。
簡単に説明すると
いくつかの反応を利用して
とある溶液に溶けているイオン
を当てる問題です。
この問題を解くために
溶液の色や化合物の性質を
覚えておく必要があります。
問題中に出てくる実験の操作の手順は
おおよそ決まっているので
まずはその流れを基本として覚えます。
そこから派生させて
さらに必要な知識をつけていくと
自然に整理しつつ
覚えることができると思います。
系統分析のほかに
「工業的製法」も頻出ですが、
これも流れを追っていくことで
自然と整理しながら
覚えることができます。
無機化学にあまり時間をかけられない
という人には
スキマ時間での細かい復習
がおすすめです!
◆有機化学は知識を活用して解くパズル!
「有機化学はパズルだ!」
なんて事を聞いたことはありませんか?
有機化学の問題をパズルと仮定すると、
そのパズルのピースとなるのは
問題文に書かれたヒントたちです。
そのピースを試行錯誤して組み上げ
解答に辿りつきます。
が、有機化学の問題で
上手く試行錯誤するためには
ある程度の知識が必要になります。
その知識とは、官能基の特徴や
化合物の生成過程・性質など様々です。
逆にこれを定着させてしまえば、
あとは演習で経験を積んでいくのが
良いのではないかと思います。
演習をしていく中で抜けている知識に気づいたら
適宜、ポイントを絞って復習していきましょう。
さいごに、
どうしても暗記が求められる無機や有機は
資料集や動画を活用することで
印象付けて記憶する方法もおすすめです。
ぜひ試してみてください。
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