2019年 6月 17日 模試の復習法~林田ver.~【東進HS町田校】
こんにちは!
担任助手1年の林田です。
この4月から、
慶應義塾大学法学部法律学科に通っています。
皆さんは、Dunbar’s Numberというものをご存じでしょうか?
(具体的には、a group size of about 150らしいです。)
これは、人間のneocortex(大脳新皮質)のサイズから導かれる、
the limit on the number of meaningful social relationshipです。
要するに、顔と名前を一致させるといった、
意味のある社交的関係を構築できるのは150人が限界であるということです。
と、自分が生徒の名前を覚えきれていないことを正当化させて頂き…(^^;
さて、本日のテーマは
”模試の復習について“です。
これまでにも、多くの担任助手の方々が模試の復習についてブログに投稿していました。
それぞれが、各々の着眼点で復習の重要性を興味深く語ってくれていますが、
本日はこの私が模試の復習について熱く語っていきたいと思います。
①模試の復習とは?
すなわち、“分析”ないしは“細分化”です。
模試という体裁である以上、点数自体に目がいきがちです。
確かに、
受験本番は結果が全てであり、その結果は点数によって測られます。
しかし、
1回1回の模試で点数に一喜一憂(特に、一憂)することに意味があるのでしょうか?
故に、繰り返しになりますが、
まずは“分析”or“細分化”に徹しましょう。
②復習の第1ステップ
まずは、問題を全て解き切りましょう。
全国統一高校生テストに限らず、難関大本番レベル模試などでも、
時間内に問題が解き切れなかったという人がいたと思います。
その人は、家に帰ってからでいいので、
時間を延長して問題を全て解き切って欲しいと思います。
というのも、復習の第1ステップで確認して欲しいのは、
模試の問題が
時間制約のせいで解けなかったのか、
問題自体が自分ではそもそも解けなかったのか
を見極めて欲しいからです。
この区別をしっかりすることで、今後の勉強方針が大きく変わってきます。
③復習の第2ステップ
Ⅰ間違えたorそもそも解けない問題
解けない原因は、単に実力不足です。
(当たり前ですが…)
該当する単元・分野がその問題のレベルに到達していないということになります。
要するに、これらの単元・分野は、
演習を繰り返すよりも、参考書などに戻ってインプットし直す方が効率的な学習ができるのではないでしょうか?
Ⅱ時間的制約で解けなかった問題
時間を延長して解けたのであれば、
これらの問題を現段階でさほど気にする必要はないと思います。
過去問での形式慣れや、英語力そのものの向上(5/12のブログ参照)などで自ずと解答時間は短縮されるからです。
ただし、時間制約のせいで解けなかったという条件はかなりハードルが高いです。
というのも、時間があれば絶対に正解していたということになるのですから…
④補足
補足ですが、模試の復習の際にもう1つ留意して欲しいことがあります。
それは、大問ごとに問題の特質を捉えるということです。
例えば、全国統一高校生テストの英語であれば、
まずは大問2,5,6の正答率を意識して欲しいといったことです。
というのも、センター試験の大問2,5,6はベーシックな文法・長文問題になっており、
これらの問題が解けないということは、
センター試験レベルの文法力・読解力に問題有と見なさざるを得ません。
一方で、大問3,4の読解問題は、
情報処理能力を極端に問うて来るセンター試験特有の問題です。
要するに、これらの問題は、
センター試験レベルの読解力が付いていれば、
過去問で形式慣れをすれば良いという結論に到ります。
このような分析の仕方は、
難関大本番レベル模試であれ、志望校の過去問であれ特に違いはありません。
大問ごとの特質を上手に捉えて、
効率良くかつ有意義な復習をして欲しいと思います。
以上が”林田流”模試の復習法でした。
ちなみに、ブログが徐々に短くなっていることにはお気づきでしょうか?
それでは、長文失礼致しましたm(__)m
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