2019年 8月 31日 林田流”模試の復習法”【東進HS町田校】
こんにちは!
担任助手1年の林田です。
現在、慶應義塾大学法学部法律学科に通っています。
皆さんは、勉強にとりかかる際に、
「友達のSNSをチェックしてから勉強しよう」「このゲームをクリアしたら勉強を始めよう」
などと考えることはありませんか?
人間の「やる気」は、脳の“側坐核”で分泌される神経伝達物質“ドーパミン”によって引き起こされます。
さらに、この側坐核を活性化させるには、実際に行動を起こさなければなりません。
要は、「とりあえず机に座ってテキストを開く」といったアクションを起こすことが、勉強を始める気力を引き出すのに一番役立つ手段となります。
ぜひ皆さんにも、自分なりの勉強を始めるきっかけ作りをして頂き、
一日の勉強の質を高めいって欲しいと思います。
さて、本日のテーマは”模試の復習“です。
東進では、センター試験本番レベル模試やその他複数の記述式の模試が実施されております。
また、年間を通じて模試のレベルが変わらないため自分の学力の推移を正確に把握することができます。
一方で残念なことに、受験生の多くが、模試を受け、結果を見るだけで満足してしまい、
模試を上手く活用しきれていない様に感じます。
そこで今回は、模試の復習について語っていきたいと思います。
(意外にも、過去問演習に通じるところがあるかもしれませんよ⁉)
①模試の特徴
私が思うに、模試の一番の特徴は、
「全ての問題が解ける問題である」ということです。
とりわけ、難関私大と呼ばれる様な大学においては、受験生のレベルでは解くのがかなり困難な問題が出題されることがあります。
しかしながら、模試では、難しい問題であっても、解答解説を読めば理解できる限度でしか出題されていないと気づくのではないでしょうか?
(まあ、これは単純に、解答解説の公表義務があるかないかの問題である気はしますが…汗)
故に、受験生それぞれの学力差があるとは思いますが、解けなかった問題は解けなかった原因をしっかり分析する必要があると思います。
②点数が悪かった人の復習プラン
まずは、不正解の問題に目を向けてみましょう。
間違えてしまった問題は大きく3つに類型化できると思います。
Ⅰ.解けたはずの問題、
Ⅱ.これから解ける様にする問題、
Ⅲ.解けなくてよい問題
の3パターンです。
(前述したように、”Ⅲ.解けなくてよい問題”は過去問演習の際に気にすべき項目ではありますが…)
間違えた問題をこの様に分類することによって、今後の学習方針を定めやすくなるのではないでしょうか?
③点数が良かった人の復習プラン
例えば、「マーク模試で9割を超えた」「記述模試で偏差値65に到達した」という皆さんは、
上記の復習に加えて、今回取れた点数が本当に自分の実力から取れた点数なのかを検証してみて下さい。
「2択まで絞って運良く正解した」「根拠はわからなかったけど消去法で解けちゃった」
といった問題は完全に自分の実力とは言い難いです。
要するに、自分の実力をしっかり把握して、必達得点(=必ず到達すべき得点)の底上げを図って頂きたいのです。
これは、満点を取る必要がない2次私大の対策の際にかなり活きてきます。
というのも、本番で7割が取りたいといった時は、自分の実力から解ける問題を選別して必達得点に乗っけるという作業を遂行すればいいだけだからです。
以上が、林田流”模試の復習“でした。
学力を伸ばすには、確かに素質もあるとは思いますが、それ以上に計画性や分析能力の高さがものを言うと思います。
模試を緻密に分析して、第一志望合格に繋げていって欲しいと思います。
東進ではいつでも無料で体験授業や、
進路や大学受験についての
相談などを受け付けております。
定期試験や受験など勉強でお困りの方は
是非町田校にお越しください!
スタッフ一同お待ちしております。