2019年 7月 12日 夏に過去問をやる意義~林田ver.~【東進HS町田校】
こんにちは!
担任助手1年の林田です。
この4月から、
慶應義塾大学法学部法律学科に通っています。
先日、百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録されたようです。
(ちなみに、大阪府では初めての世界文化遺産だそうです。)
私は、
誉田御廟山古墳→応神天皇陵、
大仙陵古墳→仁徳天皇陵、
ミサンザイ古墳→履中天皇陵
なんて覚えたなぁと物思いにふけっていましたが…
さて、本日のテーマは”夏に過去問をやる意義“です。
「過去問を今やるなんて無駄だ(怒)」
と思っている方も多いことでしょう。
確かに、実力が足りていない状況で過去問に取り組むことに反発を覚えるのは頷けます。
しかしながら、
これはあくまで過去問の一側面を捉えているにすぎないのではないでしょうか?
そこで今回は、
英語にスポットを当てながら過去問をやる意義について話していきたいと思います。
(というのも、科目によって過去問に対する私の見解が結構違うので…汗)
①入試問題とは?
英語の入試問題で大学側は何を試したいのでしょうか?
私が思うに、
「英語力」
+
「制限時間内にできるだけ効率良く問題を解き、できるだけ多く点数を取る能力」
なのではないでしょうか?
要するに、
過去問に取り組む際には、
上記の2つの能力を高めることを意識することが重要になってくると考えます。
②過去問をやる意義Ⅰ
繰り返しになりますが、
「制限時間内にできるだけ効率良く問題を解き、できるだけ多く点数を取る能力」
を高めるためです。
従って、
「どのような順番で問題を解くか」
「どの問題で点を稼ぐか」
「難しくて時間がかかる問題にはどう対処すべきか」
といった「戦略」を自分で考える必要があります。
逆から言えば、
出題傾向や形式を把握できていて、
時間配分の確認と練習が済んでしまうと、
時間を計って1年分の過去問を解くという作業は有効な勉強方法だとは思えません。
③過去問をやる意義Ⅱ
では、なぜ何年も遡って過去問を解くのでしょうか?
私は、
志望校レベルの「英語力」をつけるためだと考えます。
皆さんの多くは、
通期講座の復習に勤しんでいるところでしょう。
(音読、パラグラフリーディングなど各々の復習法があるとは思いますが…)
その復習スタンスを志望校の過去問の復習にも用いて欲しいのです。
東進の過去問演習講座には、
多くの場合、市販の過去問よりも詳細な解説授業が付いています。
これらを上手く活用することで、
「英語力」を高めるという目的にも過去問が使えるということがよくわかるのではないでしょうか?
以上が、林田流”夏に過去問をやる意義“でした。
まずは、
それぞれの現在のレベルに応じて、過去問から得られるものを見極めてみて欲しいと思います。
過去問は有限であり、
また、初見と2回目以降では問題へのアプローチがかなり変わってくるはずです。
故に、一問一問丁寧にこなして、
自らの肥やしにしていければ意義あるものになるのではないでしょうか?