2019年 11月 29日 勉強習慣のつけ方~林田ver.~【東進HS町田校】
こんにちは!
担任助手1年の林田喬介です。
現在、慶應義塾大学法学部法律学科に通っています。
香港で24日に行われた区議会議員選挙で民主派が圧勝しました。
民主派が全452議席のうち9割近くを獲得し、
地滑り的大勝となったことはニュース番組等でも報道されていましたね。
香港での抗議デモは、
香港がイギリスから中国共産党政府に返還されて以来、
両政府間で生まれてきた軋轢に起因すると考えられます。
(興味がある人は、BBCの“Why are there protests in Hong Kong? All the context you need”という記事を参照してみて下さい。)
ただここで、私は
中国政府による表現の自由の弾圧から以下のことを連想してしまいます。
「国体ヲ変革シ又ハ私有財産制度ヲ否認スルコトヲ目的トシテ結社ヲ組織シ又ハ情ヲ知リテ之二加入シタル者ハ十年以下ノ懲役又ハ禁錮二処ス・・・・・・」
皆さんご存じ、
1925年に公布された治安維持法の第1条です。
(この後、1928年と1941年に改正されることは、内容も含め日本史選択者は把握できてますか?)
たった100年前の日本でも、
現在の中国や香港と同様の弾圧が起こっていたと考えると少し感慨深くなってしまうんですよね…
さて、本日のテーマは”勉強習慣のつけ方“です。
11/15(金)の私のブログを読んでいただけたでしょうか?
どうしてもやる気が出ないけど、これ以上やるべきことを先延ばしにしたくない
という方にむけて、
勉強習慣のつけ方を述べさせていただきました。
そこで今回も、前回に引き続き、
とりあえず動くために最初に起こすべきアクションを考えていきたいと思います。
①とりあえずやるべきこと~Planα~
前回は、ドイツの心理学者・クレベリンが名付けた、
「作業興奮」という状態から最初のアクションを考えてみました。
では、脳科学者の澤口俊之先生がすすめる
『レンジ法』という目標設定の方法
をご存じでしょうか?
明確な目標を持つことは頑張る原動力になります。
しかし、高すぎる目標を設定して「叶わない」と感じてしまい、
モチベーションが下がってしまったという経験をした人も多いことでしょう。
ここで役に立つのが『レンジ法』です。
例えば、
「今日は5ページから15ページくらいまで進めよう」
と目標に幅を持たせることで、5ページまでは簡単にこなせそうな気がしてきませんか?
テキストを開き、
「ここまでできるのが理想だけど、できなくても問題ない」
という軽い気持ちで最高目標の箇所に付箋などで印をつけ、
「いくらなんでもこれならすぐにクリアできる」
くらいの最低ラインの目標箇所にも印をつけましょう。
このように目標値の上下に幅を持たせると、
その下限には容易く到達できるため、
さらに頑張ろうという意欲も湧きます。
②とりあえずやるべきこと~Planβ~
公立諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授は、
脳の奥の神経系「大脳基底核」の一部である「線条体」がやる気や意欲に密接に関わっていると説いています。
この線条体を活性化させるためには、
行動によって快感=報酬が得られると自覚して、
「これからやらなければならないことを具体的にイメージする」
必要があります。
まずは、勉強という行為そのものに目を向けるのではなく、
勉強を頑張ったら自分にとってどんなメリットがあるのか、
どんな輝かしい未来を手に入れることができるのかを想像してみましょう。
それから、
「塾に行って、スマホを目に付かないところにしまう。机の上を整理して、ノートとテキストを開く」
と、いかにも自分が実際に行動するであろう一連の流れを具体的にイメージしてみてください。
こうすることで、行動する意欲に結びつくというわけです。
以上が、“林田流”“勉強習慣のつけ方“でした。
やる気が出ないときはつい現実逃避をしてしまいがちですよね。
しかし、どんなに待ったところでやる気は自然発生しないのだということを覚えておいてください。
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