2019年 2月 13日 仮説立証のすすめ【東進HS町田校】
みなさんこんにちは!
埼玉大学工学部に通っている
2年生担任助手の芦田隼高です。
昨日は山口先生が自己管理についての
ブログを更新していました。
言語化・視覚化することについては、
この後も出てきますが、
行動に起こす上では
すごく効果的な手段ですよね!
まだ昨日のブログを読んでいない人は
ぜひ読んでみてください!
さて、本日のテーマは、
「受験を通して学んだこと」です。
今日は、自分の受験の経験だけでなく、
担任助手をやっている中で
いろんな生徒を見てきて気づいた、
受験において自分が学んだことについて
話していきたいと思います。
受験において学んだ最大のことは、
「考える」ということでした。
「考える」と言っても
あまりに抽象的過ぎるので別の言い方をします。
「仮説を立てて検証し、修正していくこと」
です。
大事なポイントは、仮説を立てることです。
仮説を立てて何が良いかと言うと、
そのことを意識し始めるからです。
以前のブログで
脳にはRASという神経の集合体がある
という話をしました。
そのRASは一度意識した情報を
自然と収集する働きがあります。
なので、一度仮説を立てるという作業をしたら、
RASがそれを無意識的に
検証し始めてくれる様になり、
新しい発見をしたり、
今まで何となくで取り組んできたことに対して
疑問を持てる様になります。
この作業が無意識的にできることが
成長には不可欠な要素だと思います。
受験勉強で仮説を立てる
私が大学受験で最も後悔していることは、
この、考えてて行動できていなかったことでした。
これは担任助手として生徒指導をして行く中で
気づいたことでしたが、
結果を残して行く生徒というのは
能動的に考えることが普段からできている生徒
なのではないかと思います。
同じ模試1つからでも、学びを得る量が違う。
問題1つからでも何をすべきかを
ちゃんと考えられる。
その動作こそが成長には必要なのではないかと
私は思います。
例えば数学の問題1つをとってみても、
問題を解いて間違えてしまった時、
皆さんはどれくらいそこから
学びを得られるでしょうか?
できなかったからなんとなく
解き直しをしていますか?
それともどこでどの知識・考え方が
思いつかなかったから解けなかった
という様にもう一歩踏み込んだところまで
考えられていますか?
ここで次に向けた行動に取り掛かりやすいのは
後者ではないでしょうか。
どこに課題があって、どうしなければならないか
明確にすることができている。
そうすることで行動に繋がりますね。
仮説立案のためのファーストアクション
仮説を立てることを習慣にするために
まずできることは、
「メモを取ること」です。
その場で気になったことは
30秒もすれば簡単に忘れてしまいます。
そうして忘れてしまうことなく、
メモを取って考えついたことを
拾っていくことで
思ったことが可視化され、
仮説を立てるように仕向けられる様になります。
なので、
最初は無理に仮説を立てようとしなくても、
まずは事実を記録として残しておくことが
実行のためには効果的です。
仮説を立てるには習慣ができると
日常の生活の中で学べることは
圧倒的に増えます。
仮説を立てる様になることで
周りの人は見過ごしてしまう様な
何気ない光景からも
学びを得て、どんどん成長していけるように
なれると思います。
是非みなさんも試してみて下さい!
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スタッフ一同心よりお待ちしております。