2023年 5月 23日 『志』の重要性について【東進HS町田校/齋藤晴風】
こんにちは!
東進ハイスクール町田校3年担任助手の齋藤晴風です。
現在法政大学スポーツ健康学部コーチングコースに通っています。
今月のテーマは志作文の作成期間でもあるので『志』です!!
自分なりに『志』について考えてみたので読んでいただけると幸いです。
皆さん、『志』と『夢』、『目標』の違いって何だと思いますか??
また、『志』を持つ人間と『志』が薄い人間の違いって何だと思いますか??
私自身、この『東進ハイスクール町田校』で働き始めるまで『志』という単語をそこまで意識したことはなかったです。
『志』について深く考えていない、また『志』の有用性を認識していない人の方が多いのではないでしょうか?
ズバリ、『志』とは「目的をはっきりとさだめ、その実現のために努力しようとする気持ち」のことを指します。
具体例を出すと、将来”医者になりたい”人の場合、『夢』/『目標』とは「医者になりたい」でしょう。
『志』はというと、「発展途上国に赴任し難病を抱えている患者に薬を届け一人でも多くの命を救いたい」のようなものになるでしょう。
ピラミッドを想像してみてください。最上位に『志』が位置し『夢』『目標』『現在』となります。
「どんなことで世界に社会に貢献できるか」、「自分はどんな素質がありどんな環境で成長できるか」未来を想像し、未来を創造する、その動機となるのが『志』となります。
『志』を持つ重要性、有用性は読者の皆さんならもうわかって頂けたと思います。
『志』を持つことで未来を創造でき、開拓し、豊かにしてくれるでしょう。
『志』を持つ、そして熟考することは素晴らしいことでとても人間としての価値を高めてくれます。それってとても楽しいことじゃないですか??
東進ハイスクールでは『志』の指導をしています。実際、受験勉強よりよっぽど重要なことかもしれません。
なぜかと言えば、『志』を熟考し、『志』を高めることは人生は華やかにすると共に、受験勉強の深層動機となり得るからです。
受験勉強は”人生の通過点”といいます。
それは確固とした『志』を持ち受験勉強に臨む生徒は「なぜ受験勉強しているのか」それが明確だからです。
「将来どんなことがしたいのか」「将来どういう人材になりたいか」という『志』を持ち、その為に「大学でどんなことがしたいのか」「大学で何を学びたいのか」という具体的な『目標』が存在する。そのような受験生がたった1年頑張ることは容易といえるでしょう。
例えモチベーション維持が難しく感じたとしても『志』の明確な生徒は気持ちや不安感等の起伏が少ない短い傾向にあります。
有名な話ですがサッカー元日本代表の本田圭佑選手の小学校の卒業文集をご存じですか??
『ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。
世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。だから、今、ぼくはガンバッている。今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。
そして、世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。
Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。そしてレギュラーになって10番で活躍します。一年間の給料は40億円はほしいです。プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り、世界中の人が、このぼくが作ったスパイクやジャンバーを買って行ってくれることを夢みている。
一方、世界中のみんなが注目し、世界中で一番さわぐ4年に一度のWカップに出場します。セリエAで活躍しているぼくは、日本に帰りミーティングをし10番をもらってチームの看板です。ブラジルと決勝戦をし2対1でブラジルを破りたいです。この得点も兄と力を合わせ、世界の強ゴウをうまくかわし、いいパスをだし合って得点を入れることが、ぼくの夢です。』
私はこれを読んだとき圧倒されてしましました。小学6年生の少年が恥じることなくここまで豪語しているのです。有言実行した本田圭佑選手の努力は勿論すごいですが、ここまで具体的な『志』を持ち、断言している本田圭佑選手には尊敬しかありません。また、『志』はただ持つだけでなく誰かに意思表示することをお勧めします。
冒頭で触れましたが、東進ハイスクール町田校では只今、『志作文』を作成しています。
より具体的な『志』をもち受験勉強に活かしていきましょう。
明日の更新者は楠先生です!お楽しみに!
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