インプット系科目の勉強法~林田ver.~【東進HS町田校】 | 東進ハイスクール 町田校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2019年 5月 31日 インプット系科目の勉強法~林田ver.~【東進HS町田校】

 

こんにちは!

 

担任助手1年の林田です。

 

この4月から、慶應義塾大学法学部法律学科に通っています。

 

先日、Brexitに揺れるイギリスのTheresa May首相が退任演説を行いました。

 

(かなりニュースになっていたので「見た!!」という方も多いと思いますが…)

 

I do so with no ill-will, but with enormous and enduring gratitude to have had the opportunity to serve the country I love.

 

演説最後のこのフレーズには私ももらい泣きしかけてしまいました。

 

とても印象的なspeechでしたので、

 

まだ聞いていないという皆さんには必聴をオススメします!!

 

さて、本日のテーマは”インプット系科目の勉強法“です。

 

実は、日本史の勉強法をブログに投稿して欲しいとの声が多く寄せられていたのですが、

 

ブログの読者のターゲットを狭めてしまうためこのようなお題にさせて頂きました。

(日本史の勉強について聞きたいことがあれば、いつでも質問してください!)

 

ということで、

 

難関大本番レベル記述模試の日本史で偏差値85全国1位

 

を叩き出した経歴を持つ私が行っていたインプット方を紹介したいと思います。

 

(覚え易くする工夫というよりは、インプットの方法論がメインになっています…)

 

 

  1. ①記憶を司るのは…?

 

皆さんは記憶を司っている脳の部位をご存じでしょうか?

 

答えは、海馬大脳皮質と呼ばれる部位です。

 

海馬」はエピソード記憶を形成したり、思い出したりする部位であり、

 

その記憶が転送され、貯蔵されるのが「大脳皮質」と呼ばれる部位です。

 

つまり、

 

いかにして長期記憶を担う「大脳皮質」へと記憶を転送するかが鍵となります。

 

  1. ②インプットの長期的戦略

 

補足ですが、

 

海馬に記憶が保存される期間は約1カ月であるという研究結果があります。

 

要するに、

 

海馬に保存されたエピソード記憶が約1カ月保たれた後、

 

大脳皮質に転送され、長期記憶として貯蔵されます。

 

そこで、まずは1カ月の勉強計画(=長期的戦略)を立てます。

 

長期的戦略を立てる際に、私が参考にしたのは、エビングハウスの忘却曲線です↓

 

 

このグラフは皆さんご存じだとは思いますが、

 

縦軸がsavings(節約率)、横軸が時間の経過を表しています。

 

つまり、復習タイミングを定期的に確保しないと、

 

海馬に保存された記憶を引き出すのに時間がかかってしまい、

 

無駄に復習の時間がかかってしまいます。

 

私は、様々な復習タイミングを考えた結果、

 

当日1日or2日後1週間後約1カ月後

 

に復習をすることにしました。

(適切な復習タイミングには個人差があるので、色々と試してみて下さい。)

 

参考までに、以下に英単語センター1800をもとにインプットの計画を作成してみました。

(本来は、高速学習をするコンテンツですので、このやり方はあくまで参考程度に…)

 

S1

S2

S1,2

S3

S4

S3,4

S5

S1

S6

S2

S5,6

S7

S3

S8

S4

S7,8

S9

S5

S10

S6

S9,10

S11

S7

S12

S8

S11,12

S13

S9

S14

S10

S13,14

S15

S11

S16

S12

S15,16

S17

S13

S18

S14

S17,18

S15

S1,2

S16

S3,4

S1,2,3,4

S17

S5,6

S18

S7,8

S5,6,7,8


S9,10


S10,11

S9,10,11,12


S12,13


S14,15

S12,13,14,15


S16,17


S18,1

S16,17,18,1


S2,3


S4,5

S2,3,4,5


S6,7


S8,9

S6,7,8,9


S10.11


S12,13

S10.11.12.13


S14,15


S16,17

S14,15,16,17

(S1=英単語×100)

 

私が少し用心深いのもあって、

 

周目(1カ月後の復習タイミング)以降は2倍のペース(参考書によっては1.5倍)で2周していました。

 

ちなみに、

 

この様に計画を立てると参考書の終わりが見えるので、

 

むやみやたらに何周も回そうと考えるよりもモチベ的にも楽です。

 

  1. ③インプットの短期的戦略

 

では、上記の計画で覚えることを1日単位にまで落とし込んだ後は、

 

1日分のインプットをいかに完璧にこなすか(=短期的戦略)です。

 

私は、1日分のインプットを

 

その日覚えるべきものをその日の最後に確認したら全て覚えている状態

 

と定義していました。

 

(そもそも、このような状態にしていないとハイペースで単語帳等を回すのは不可能です。)

 

具体的には、

 

登校前にその日やるべき単語を全てチェックする

何周も回してわからない単語をなくしていく

就寝前にその日やるべき単語を全てチェックする。

 

「いたってシンプルやないか!」と思った方、その通りです。

 

ただ、これを継続することが意外と難しいというのが現実です。

 

そこで、余談にはなりますが、

 

このインプット方において1つ重要なテクニック(?)を紹介したいと思います。

 

それは、

 

わからないものにマーカー・✓・✕等の印を付けておくこと

 

です。(これもいたってシンプルですね…笑)

 

わかる単語を何度もやっていては暗記効率が悪いですよね?

 

登校前 100コ全て確認

2回目 わからなかった80コを確認

3回目 2回目でわからなかった50コを確認

……

就寝前 100コ全て確認

 

といった感じにすることでインプットに割く時間の削減をしていました。

 

以上が”林田流インプット系科目の勉強法でした。

 

今回も長文になってしまい申し訳ありませんm(_ _)m


次回のブログは、字数を削減しつつも内容の濃いブログにしていこうと思います…汗

 

 

さて、

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